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神棚にまつわる豆知識

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  • 神棚 豆知識

    神棚のおすすめDIY設置法:費用をかけずに神聖な空間をつくる

    神棚は日本の伝統的な信仰の中心的存在であり、日々の暮らしに神聖な空間をもたらしてくれます。しかし、既製品の神棚は価格が高めだったり、部屋のスペースやインテリアに合わなかったりと、気軽に設置できないと感じる方も多いでしょう。そこで今回は、費用を抑えつつ、自分らしく神聖な空間をつくるためのおすすめDIY神棚設置法を詳しくご紹介します。材料選びや設置場所、作り方のポイントまで幅広く解説していきます。



    DIY神棚をつくるメリット


    まず、DIYで神棚を作るメリットを整理しましょう。費用が抑えられるのはもちろんですが、それ以上に自分の暮らしや住まいに合った形を自由に作れる点が大きな魅力です。既製品の神棚はサイズやデザインが限られていることが多いですが、DIYなら部屋の広さやインテリアのテイストに合わせたカスタマイズが可能です。

    さらに、DIYの過程自体が神棚を大切にする気持ちを育み、完成後の祈りやお参りにも自然と愛着が湧きます。自分で手をかけることで、神様への敬意や感謝の心も深まるでしょう。


    材料の選び方と費用を抑えるコツ


    DIY神棚の材料選びは、費用を大幅に左右するポイントです。できるだけ低コストで揃えたい方におすすめの材料は以下の通りです。


    木材

     ホームセンターで買えるSPF材(スプルース・パイン・ファー)や安価な合板が使いやすいです。加工しやすく、ナチュラルな風合いも出せます。

    カットサービスを活用

     ホームセンターでは木材のカットサービスがあることが多いので、工具が少なくても手軽に加工できます。

    釘やネジ類

     ホームセンターの基本セットを使えば十分です。

    塗料・ニス(任意)

     防腐や見た目の仕上げに木工用のニスや自然塗料を使うと耐久性が増します。こだわらなければ塗らずに素朴な木目を活かしても良いでしょう。

    取り付け用の金具やフック

     壁掛けタイプにする場合は、壁の強度を考慮してしっかりした金具を用意しましょう。

     材料費の目安は、基本的なサイズの神棚なら3000円〜5000円程度で十分作れます。工夫次第でさらに節約も可能です。



    設置場所の選び方


    神棚の設置場所は、DIY神棚でも基本的なポイントは変わりません。神棚はできるだけ高い位置に設置し、神様を敬う心を表すことが大切です。小さな部屋やワンルームでも、壁の上部や家具の上など、スペースを有効活用しましょう。

    また、南向きや東向きが理想的ですが、難しい場合は明るく清潔で落ち着いた場所を選ぶのが望ましいです。壁掛けにして空間を有効活用したり、家具の上に安定して置ける台を自作するのもおすすめです。


    DIY神棚の基本的な作り方


    1. 設計とサイズ決め
      神棚は祀る神様によってサイズの目安がありますが、一般家庭では幅30cm〜40cm程度、高さ20cm前後のコンパクトなサイズが多いです。設置場所のスペースを計測し、無理なく置けるサイズを決めましょう。


    2. 木材のカット
      設計に合わせて木材をカットします。ホームセンターのカットサービスを利用すると楽です。棚板、側板、底板を準備します。


    3. 組み立て
      木工用ボンドと釘またはネジでパーツを組み立てます。組み立てたら強度を確認し、必要に応じて補強してください。


    4. 仕上げ
      自然塗料やニスを塗って耐久性や見た目を整えます。塗装しない場合はヤスリで表面を滑らかにするだけでも十分です。


    5. 取り付け・設置
      壁掛けの場合は金具を付けて壁に固定します。家具の上に置く場合は滑り止めを使い安定させましょう。


    神棚DIYで気をつけたいポイント


    強度と安全性

     神棚は神様を祀る重要な場所です。倒れたり落ちたりしないよう、しっかり固定することが必須です。特に壁掛けの場合は、石膏ボードの壁には専用のアンカーを使うなど適切な取り付け方法を選びましょう。

    清潔感の維持

     木材の汚れや埃は神棚の印象を損ねるため、掃除がしやすい仕上げや形状にするのがおすすめです。

    神棚の形状や装飾

     伝統的な神棚の形を参考に、シンプルでも良いので屋根の形や前板のデザインにこだわると、より神聖な雰囲気が出せます。装飾は紙垂(しで)や神紐(しんちゅう)を付けるとより本格的です。



    DIY神棚の装飾アイデア


    ・紙垂(しで)を自作する

     白い和紙を切って折り目を付け、紙垂を作れば手軽に神棚に飾れます。簡単ながら神聖さがアップします。

    木製の小物棚や御札立てを追加

     神札やお守りを飾る小さな棚を増設するのもおすすめです。

    自然素材を活かす

     無垢の木の質感を活かし、シンプルな仕上げにして神棚本来の風合いを楽しむのも良いでしょう。



    神棚DIYを楽しむための工夫


    DIY初心者でも無理なくできるように、材料のカットや組み立てはシンプルな構造にします。例えば、箱型の基本形に屋根板をのせるだけでも十分神棚らしい形になります。

    また、組み立て動画やDIYブログを参考にしながら進めると、イメージがつかみやすくておすすめです。完成後はぜひ写真を撮ってSNSやブログでシェアし、同じようにDIYで神棚を作る仲間と交流してみるのも楽しいですよ。


    まとめ


    費用をかけずに自分で神棚を作り、設置する方法は決して難しくありません。材料を工夫し、設置場所を工夫すれば、狭い部屋やワンルームでも十分に神聖な空間を持つことができます。

    DIY神棚は完成後の満足感も大きく、日々の祈りや感謝の気持ちを育む大切な存在になるでしょう。ぜひ今回のアイデアやポイントを参考にして、あなただけの神棚作りに挑戦してみてください。

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